安房高等女学校木造校舎を愛する会

関東大震災から7年後の1930(昭和5)年、千葉県立安房南高等女学校の木造校舎が新たに建てられました。大きく羽を広げた白鳥のように左右対称の美しい外観で、各所にきめ細やかな設計配慮が見られます。女子教育としては、千葉県内2番目の由緒を誇り、戦後には安房女子高校・安房第二高校・安房南高校と名称を変えながら、多くの卒業生を輩出してきました。

1980年代に次々と校舎の建て直しが進むなか、安房南高校の中村浩校長(当時)が保存を英断した木造校舎は、1995(平成7)年に県指定有形文化財となりました。しかし創立100年を迎えた2008(平成20年)、安房高校との統廃合により歴史の幕を閉じました。

その後10年を経て、ほぼ使われていなかった木造校舎の老朽化を心配した市民有志により、2017年夏より敷地の草刈や校舎の清掃などをおこなってきました。そして末永く木造校舎を維持・活用するために、「安房高等女学校木造校舎を愛する会」を発足、その事務局をNPO法人安房文化遺産フォーラムが担っています。

木造校舎の魅力を多くの皆さんと共有し、忘れられつつある歴史をひもといて調査・記録しながら磨きをかけ、永続的な保存活用を目指していきたいと願っています。

多くの皆さまのご賛同ご協力をよろしくお願いいたします。